82 年生まれキムジヨン。映画『82年生まれ、キム・ジヨン』オフィシャルサイト

82年生まれ、キム・ジヨン

しかしそんなある日、ジヨンは心のバランスを崩してしまい突然、別人のように、それはまるで母親や大学の先輩の女性が憑依したかのように振舞い始めるのです。多くのレビューを読んでも個人的にピンと来るものが無く、自己判断で行きました。それと、韓国ではこの本は男女間の葛藤を助長するという言い方をするんですが、そのまんまの言説が続けてAmazon Japanに出た。

日本人が言うと「青臭い」とか「偽善だ」って思われるようなことも、当たり前のように言うんです。
その後、同期の仲間たちと飲み会があり、ジヨンは愕然とする事実を知ってしまいます。

韓国で社会現象『82年生まれ、キム・ジヨン』邦訳刊行。女性から絶大な共感

そういった意味ではこの「82年生まれ、キム・ジヨン」の翻訳は素晴らしいと定評です。そして、ジヨンにはその時の記憶はすっぽりと抜け落ちていた。「ジヨンは大丈夫。

作中で語られる事実はどれも現状を表してるかのようにも思える。
しかし、父親もデヒョンも普段は悪い人間では決してなく、家族に対して愛情も持っている。

『82年生まれ、キム・ジヨン』の謎を解く――語り手は誰なのか？｜『82年生まれ、キム・ジヨン』｜斎藤真理子,倉本さおり｜webちくま（1/3）

１を獲得した大ヒット作品「82年生まれ、キム・ジヨン」をご存知ですか？全世界の女性が共感するという、幼少期から少女時代を経て感じる生きづらさ。その様子を見ていた夫デヒョンが精神科に訪れ、ジヨンがカウンセリングを受けて過去を振り返ることで物語が進んでいきます。

長編デビュー作『82年生まれ、キム・ジヨン』を演出したことに対して「ジヨンの人生を辿りながら、自分探しをする物語、そしてジヨンを取り巻く家族、職場の同僚たちの姿もまた顧みる物語を見せたかった」と言うキム・ドヨン監督は、ジヨンをはじめとして、彼女を取り巻く人物間の関係と、登場人物の感情を確実に捉え、緻密に描くその手腕が高く評価され、韓国のゴールデングローブ賞と称される第56回百想芸術大賞で見事新人監督賞を受賞。
だが、そんな中で本作（小説も）は、男性中心に成り立っている社会の構造を可視化させ、男性だけでなく女性までもが無意識に受け入れてきた、この非対称性に気づかせるきっかけを与えてくれたという意味において、一過性のブームに終わらない真の「フェミニズム映画（文学）」といえるだろう。

『82年生まれ、キム・ジヨン』共感と未来への宿題を投げかける、いま観るべき韓国映画

本を読んだ人の口コミを見ると、共感する部分が多く読んでいて辛かったと感じる人や、結婚を機に仕事を辞める事ができて良かった、という人もいました。女性のみを無差別に狙い、犯人が実際に「女なら誰でもよかった」と供述したこの事件は、ソウルに暮らす多くの女性を震え上がらせ、同時に激しい憤りを呼び起こした。新しいプロジェクトには結婚や出産で辞める可能性がある女性社員を選ばなかったこと• パン屋の話もあったり、元職場のチーム長の誘いもあった。

監督は、作品におけるデヒョンの立ち位置を、どう考えたのか。
韓国で観客動員数367万人を記録した。

映画「82年生まれ、キム・ジヨン」原作小説のネタバレ感想！ラスト結末についても

実際の給料事情もその通りなんだと思う。

これを実現するために多様な構図で、登場人物を捉える一方で、淡々としながらも、少しずつ積み重なっていく感情を調和の取れた映像で撮り、物語に引き込む。
家事と育児に追われ、専業主婦であることや、姑からのストレスを感じながらも、不自由なく愛する家族のため日々を過ごしていました。

韓国で社会現象『82年生まれ、キム・ジヨン』邦訳刊行。女性から絶大な共感

女性という理由で受けてきた不平等なことが思い出され、急襲を受けた気分だった」と本書に言及。この年代の女性には、都市再開発の時にチャンスを摑んでお金を貯めた人がたくさんいますよ。答えの出ていない議題を描き、物語にひとつのピリオドを打つということの意義と難しさを同時に感じた。

失われた時間は、戻っては来ない。
「LGBTには生産性がない」、「女性はいくらでもウソをつける」と発言する国会議員もいるように、政治家からして女性の地位を貶めている日本。

82年生まれ、キム・ジヨンの上映スケジュール・映画情報｜映画の時間

サラリーマンの夫、1歳半の娘と3人暮らしだ。あんな風に言われなきゃいけない理由なんて１つもないし、誰しもが通ってきた道だ。かけがえのない存在を亡くす苦しみ。

さらに、キム・ジヨンが就活中に面接で同席した女子大学生たちが全員、自分も含めて耳の隠れるぐらいのショートボブ、ピンク系の口紅、チャコールグレーのスーツだったという描写はある。
引用：楽天韓国の小説はいくつか読みましたが好みではなく、これもやめようかと思いましたが作者が社会学部出身の方なので読みました。