同社は、COVID-19に対する治療薬の研究開発を最優先プロジェクトの1つとして位置付けており、「最短で2020年度内の臨床試験の開始を目指す方針だ」(広報担当者)。
122020年8月時点で動物での評価を開始しており、年内の国内臨床試験開始を目標に準備を進めています。
最近、注目されているのは一から新たな薬を開発するのではなく、これまで、ほかの病気の治療薬として開発が進められていたり、すでに実用化されていたりする薬の中から新型コロナウイルスへの効果を捜し出す方法です。
このTMPRSS2に対して活性のあるセリンプロテアーゼ阻害剤カモスタットが、TMPRSS2細胞への新型コロナウイルスによる侵入を阻害したという報告がに掲載されています。 ぜんそく治療薬「オルベスコ」 吸引するタイプのぜんそくの治療薬「オルベスコ」一般名「シクレソニド」は、国立感染症研究所が多くの薬の候補を調べ、新型コロナウイルスに効く可能性があることを示しました。
19ワクチンの治験は国内初となる。
デキサメタゾンは元々重症感染症に適応のある薬剤であり新型コロナウイルス感染症にも使用可能です。
また、田辺三菱製薬はカナダにある子会社とともに、人工的に作らせたウイルス様粒子(VLP)を利用したワクチン開発を目指すとしている( 表1)。 既に、このことを察している企業は、在宅ワークに切り替えています。
11新型コロナウイルスの治療に効果がある可能性があるとして、研究が行われているマラリアなどの治療薬「クロロキン」について、「効果は認められない」とする大規模な患者を対象にした研究結果が発表されました。
一方で、注目が高まっているのが「抗体医薬」で、新型コロナウイルスの働きを抑えるたんぱく質、「中和抗体」を特定して人工的に作り、治療薬として投与しようとしています。
COVID-19は無症状感染者が多く、感染者が症状を発症する前に他人に感染させ、いわば水面下で感染を拡大させるおそれがある。
医療機器(診断、感染防止、治療)• また、英国ではDiamond Light Sourceとオックスフォード大学と提携し、COVID-19の治療薬としてSARS-CoV-2のメインプロテアーゼ阻害剤の開発に取り組んでおり、オックスフォード大学とワクチンの開発に取り組んでいます。
日本の研究者の成果をもとにつくられた関節リウマチなどの治療薬「アクテムラ」は、開発した製薬会社が感染して重症の肺炎になった患者に投与して効果を確かめる治験を国内で行うと発表したほか、アメリカなどでも海外の製薬会社が治験を始めています。
5治療薬候補となる化合物の臨床試験を遅くとも2020年末までには開始できる予定です。
研究グループが目標としているのは、分子ニードル技術を応用した粘膜ワクチンの開発。
だが、特効薬というわけではない。
確実な治療薬がない中で、重症患者の治療の切り札になる可能性がある」と話しています。
世界中で何万人も死亡しています。
現時点で有効性が不明の治療薬 トシリズマブ トシリズマブ(商品名アクテムラ)はヒト化抗ヒトIL-6受容体モノクローナル抗体で、インターロイキン-6(IL-6)というサイトカインの作用を抑制し免疫抑制効果を示す分子標的治療薬です。
レムデシビルはすでにアメリカで緊急使用の許可が出ているほか、日本ではアメリカでの許可に基づいて、治療薬として承認されています。 ただ、効果を示す報告がある一方で、副作用を懸念する声もあります。 アビガンのメディアの取り上げが大きすぎ? 武見敬三 自民党新型コロナ対策本部顧問: 当初、アビガンの効果を示す論文が中国で出て期待と注目が集まった。
5厚生労働省によりますと、4月26日の時点で、国内1100の医療機関で、2194人の患者に投与されたということです。
これらワクチンは世界を対象としたものです。
Clover Biopharmaceuticalsとの協働において、ワクチン候補の第1相臨床試験を2020年6月に開始したほか、メディカゴによるワクチン候補の第1相臨床試験は、2020年7月に開始しました。
中国では、大手国有企業の中国医薬集団総公司(Sinopharm)が現在、2種類のワクチン候補の開発を進めており、2020年末から2021年初めにかけて市場に投入される可能性がある。
新型コロナウイルス感染症の治療薬候補として共同でスクリーニングを行うことができるよう、当社の化合物ライブラリーにおける約1,000種類の化合物を共同研究企業と共有しています。