少なくとも人類側の達人が有力な候補手として挙げることはなさそうです。 で、飛車先の歩打ちなので、飛車が逃げるか、少なくとも5六にいる角を取ってしまうか. 注目の藤井聡太現二冠は1回戦で増田康宏六段、2回戦で永瀬拓矢現王座に勝利。 増田六段は残りわずかな時間を割いて考えたあと、あえてその香を打ちませんでした。
鮮やかに増田玉を即詰みに討ち取ったところで終局となりました。
というか、これが最善手だったんですよね。
【 本記事のターゲット 】• 永瀬二冠は得意の受けの方針で指せばいいと思われた局面で、強気に藤井陣の銀を取ります。
藤井二冠は攻防の角を打ち、一手の余裕を得て龍を切り、永瀬玉に迫ります。
そして藤井陣一段目に飛車を打ち込みます。
しかし藤井玉は永瀬王座の大駒3枚から遠く逃げ去り、つかまりません。
竜王戦ランキング戦5組決勝(2018年6月5日)を詳しく知りたい 藤井聡太プロの活躍によって空前の将棋ブームが訪れている中. これが大局観です。 そう理解するのが自然でしょう。 どういうことでしょうか。
11やや優勢、というところです。
そうかあ」 永瀬二冠は角を捨てて王手をかけます。
そういうことになりそうです。
この手を指し、藤井七段は席を立ちます。
渡辺棋聖は驚いたような仕草で、頭に手をやりました。
とはいえ、こちらも勝ちたいじゃないですか。