動作の主体(寵愛を受けて栄えている人)である桐壷の更衣を敬っている。
朝夕の宮仕につけても、人の心をうごかし、恨みを負ふ 積もり に やあり けむ、 積り=名詞、積もること、見積もり に=断定の助動詞「なり」の連用形、接続は体言・連体形 や=疑問の係助詞、結び(文末)は連体形となる。
しみじみと思う、しみじみとした情趣がある 思ほし=サ行四段動詞「思ほす(おぼほす)」の連用形、尊敬語。
内容に不備がある場合がありますので、一応、内容を精査したのちのご使用をお勧めします。
初めよりわれはと思ひ上がりたまへる御方々、めざましきものにおとしめそねみたまふ。
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17更衣のお部屋は桐壺である。
同じほど、それより 下臈 げらふ の更衣たちは、まして安からず。
」と、やうやう、 天 あめ の下にも、あぢきなう人のもて悩みぐさになりて、 楊 やう 貴 き 妃 ひ のためしも引き出でつべくなりゆくに、いとはしたなきこと多かれど、かたじけなき御心ばへのたぐひなきを頼みにて交じらひ給ふ。 何事かあらむとも思ほしたらず、さぶらふ人々の泣き惑ひ、上も御涙のひまなく流れおはしますを、あやしと見奉りたまへるを、よろしきことにだに、かかる別れの悲しからぬはなきわざなるを、ましてあはれに言ふかひなし。 何かにつけて数え切れないほど辛いことばかりが増えていったので、たいそうひどく思い悩んでいるのを、帝はますますお気の毒におぼし召されて、後凉殿に以前から住んでおられた別の更衣のお部屋を他にお移しになって、桐壺更衣に上局としてお与えになった。
3(注)女御・更衣・・・いずれも天皇の夫人。
細げなり。
貴方の読んだのは、かなりアレンジされていますね。
これは、人の際 (きは)まさりて、思ひなしめでたく、人もえおとしめ聞こえたまはねば、うけばりて飽かぬことなし。
いつも独学受験. ここ数年来の、いつもの病状だとお見慣れになって、「やはりこのまま、しばらく様子を見よ」と仰られているうちに、日に日に重くなられて、わずか五、六日のうちにひどく衰弱したので、更衣の母君が涙ながらに奏上して、やっと退出なさった。
四位・五位の人。
朝夕の宮仕えにつけても、人の心をのみ動かし、恨みを負ふ積もりにやありけむ、いと 篤 あつ しくなりゆき、もの心細げに里がちなるを、いよいよ飽かずあはれなるものに思ほして、人の 謗 そし りをもえはばからせ給はず、世のためしにもなりぬべき御もてなしなり。 『源氏』という姓をいただく。
5人の揚げ足取るのもいいけど、もうちょっと慎重にね。
係り結び。
公卿や殿上人なども、感心できないと目をそらし、まさに見ていられないほどのご寵愛ぶりだった。 どの敬語も、その敬語を実質的に使った人間からの敬意である。
交じらひ=ハ行四段動詞「交じらふ」の連用形、まじる、仲間に入る、交際する、宮仕えする 給ふ=補助動詞ハ行四段、尊敬語、動作の主体である桐壷の更衣を敬っている (桐壷の更衣にとって)まことに不都合なことが多いけれども、(帝の)もったいないほどの御心遣いが比類もないほどなのを頼みに思って、(他の女御・更衣の方々と)宮仕えしていらっしゃる。
動作の主体である帝を敬っている。
もてなやみぐさ(持て悩み草)=名詞、取扱いに困るもの、悩みの種 なり=ラ行四段動詞「成る」の連用形 しだいに世間でも苦々しく思われ、人々の心配の種になって、 楊 よう 貴 き 妃 ひ の 例 ためし も 引き出で つ べくなりゆく に、 例=名詞、先例、話の種、手本 引き出づ=ダ行下二段、引き出す つ=強意の助動詞「つ」の終止形、接続は連用形。 「日本昔話」のひとつだとは驚きました。 あの方の場合は、周囲の人がお許しにならなかったところに、御寵愛が憎らしいと思われるほど深かまったのである。
初めより、我はと思ひ上がり給へる御方々、 (桐壺の更衣を)気に食わないものとして蔑視し恨みなさった。
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